DXコンサルティングは、全社を横断し会社の全体最適を考える仕事。大きな期待を背負い、日々誇りを持って業務に取り組んでいます。
DXコンサルティング部長 ハサン ラシェドゥルさん
入社前の経歴について教えてください
元々は、日系のプレス機械メーカーの海外営業担当でした。顧客は日系の自動車・自動車部品メーカーで、インドやタイに出向し営業マネージャーを務めていました。海外駐在しながら製造業の顧客企業と接する中で、各社が様々な経営課題を抱えていると実感します。そのような製造業の経営課題を解決したいと考え、コンサルならば各々の企業が持つ課題や解決方法を学べると思い転職をしました。
日系と外資系コンサルに在籍し、製造業の戦略コンサルや業務改革、日系企業の海外進出支援に従事しました。計7年間のコンサルをする中で、コンサルは提案・導入までで終わってしまうことが多いため、事業会社で実際に改革を実行・推進するところまで関わりたいという気持ちが芽生えてきました。また、子供が生まれたこともあり、ワークライフバランスも充実させたいと考え、転職を決意しました。
なぜAI・デジタル室に入社を決めたのですか
矢崎総業AI・デジタル室を選んだ理由は3つあります。まず、経営陣に近い部署であるため、組織の改革を進めやすい体制になっていること。また「Fail Fast, Fail Smart」というValueにあるように、まずはやってみて良い方法を探っていくという考え方が、自分に合っていること。そして、矢崎総業であれば様々な課題解決に取り組めそうであり、会社として変革を志す強い意思を感じたことが決め手になりました。
入社後はどんな業務をしているのですか
現在矢崎総業内のDXコンサルティングを担当しています。サプライチェーン改革や、営業利益改革、AIを使った需要予測など、並行して10プロジェクトほど推進しています。一見多いように見えますが、手を動かす部分は業務委託の方の力を借りながら、PMOの立ち位置で仕事をすることが多いです。適切に外部リソースを使いながらいかにプロジェクトを推進するかが肝であり、自分で仕事をコントロールできる余地も大きいので、ワークライフバランスには満足しています。
AI・デジタル室の組織についてどんなことを感じていますか
AI・デジタル室の環境として、議論しやすい文化があると感じています。会社のために何ができるか皆がフラットに意見を言い合います。また、AIエンジニアをはじめとして、最新の技術やシステム、ツールに詳しい人が多いので、日々学びや刺激が得られるのもありがたいです。
仕事のやりがいについて教えてください
私が担当しているDXコンサルティングは、矢崎総業という巨大企業において、全社を横断し全体最適を考えることが求められます。そんな全社の利益に直結する重要プロジェクトを、裁量権を持って進められるのが醍醐味です。全社のサプライチェーン改革は入社して1カ月で任せられたので、任せられたからにはなんとかしたい、期待に応えたいという強い責任感とモチベーションが生まれました。様々な重要プロジェクトをAI・デジタル室が担っているので、大きな期待を背負っていると、日々誇りを持って業務に取り組んでいます。